質屋の質預かりとは?
若者世代には馴染みのないことばかもしれませんが、
一定以上の年齢の方ならだれでも一度は耳にしたことのある「質預かり」という言葉
これは質屋で自分の持ち物でお金を借りるときに用いられる文言です。
では、質預かりとは一体どういう仕組みなのかを簡単に説明してみようと思います
我々が日常生活を送るにあたって衣食住にかかる費用、教育費、娯楽費、マイカー代、冠婚葬祭費
その他例をあげたらキリがありませんが、その際に想定した以上に出費が嵩んでしまう場合があります。
その際に家族にお金の工面を相談したり、親戚や知人に相談したりする場合がありますよね?
または消費者金融や銀行融資などのありますが…。
ただし、中には他人様の力を借りたくない、相談しづらい、取り立てが怖いと後ろ向きなお考えになる方がいらっしやいます。
そういった悩みを持った方にお勧めなのが質屋の「質預かり」です。
質屋の「質預かり」は自分の持ち物でお金を借りることが出来るのです。
質屋は質屋営業法の基づき営業を行っているので非対面取引が禁じられているため店頭での対面取引に限定されてしまいますが、
直接店頭に自分の品物を持ち込んで自分の持ち物がどのくらいの価値があるかを質屋が査定し、その評価範囲内でお金を融資する行為を「質預かり」といいます
「質預かり」の期間は3か月間あり、その期間内に
・持帰る
・延長する
・あきらめる
3通りの選択肢があります。
・持帰る
3か月の期限内に融資し、お渡しした元金を保管時に発生する保管料を合わせてお支払いいただければ自分の所有物をお返し出来ます
・延長する
3か月の期限内に持ち帰る事が困難で自分の持ち物の所有権をあきらめる事が出来ない場合は経過した際に発生した保管料をお支払いいただければ保管期間の延長更新をすることができます
・あきらめる
まさに読んで字のごとく、自分の持ち物の持ち帰りや延長をせずに所有権をあきらめる。
この時に融資したお金や保管料はどうなるの?という疑問が発生するかと思いますが
質屋の場合は自分の品物の所有権を諦めれば元金の返済や経過した保管料の支払い義務が一切ありません
この様に「質預かり」においての簡単な説明をさせて頂きました
もし急な出費で手元資金が必要になった際にはぜひご相談ください